インタビュー
東京で一番外国人と出会える場所!学生国際交流団体Elanの代表に交流パーティへの想いを聞いてみた!

今年の5月にできたばかりの学生国際交流団体Elan(エラン)。
今では、100名規模の「学生国際交流パーティ」を月に2回開くほどの盛況ぶり!
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今回は、Elan発起人で代表を務め、5カ国語以上を話す、東京大学4年の秋山さんにお話をうかがいました!
なぜ始めたのか
インタビュアー(以下、イ):Elanを立ち上げたきっかけは何ですか?
秋山さん(以下、秋山):大学3年の時にアメリカとフランスでした素晴らしい経験を、皆さんにもしてもらいたいと思ったことがきっかけです。
僕自身、もともと国際交流が好きで、他団体のパーティーに参加して外国人と交流していました。また、大学の研究と並行して語学の勉強もしていました。
でも3年生の時にアメリカとフランスに行って、現地で実際に交流することで、言葉にできないほど人生観や考え方に「変化」があったんです。
それで、今度は皆さんにも経験してもらいたいなと思ったんですね。
イ:なるほど。現在はどんな活動をしているんですか?
秋山:月に2回程度、都内で国際交流パーティーを開催しています。
毎回100~140人くらいの人が参加してくれています。
外国人と日本人の参加人数が1:1になることを心がけていて、外国人参加者は欧米が一番多くて、中国や韓国・アラブ・中米の方もいますね。
イ:100人規模はすごいですね。最初からその人数だったんですか?
秋山:最初は苦労しました。まずは、友達を呼んで開催していて、徐々に、友達が友達を連れてきてくれるようになったり、口コミで増えていきました。
3時間自由に話して良い
イ:パーティーでこだわっていることはありますか?
秋山:会話を徹底的に尊重した雰囲気ですね。
パーティーに来る人の目的って「外国人と交流したい」ということだと思うんです。なので、Elanや他団体の紹介とかそういうことは一切しません。
そして自分自身も、今まで色んな国際交流パーティーに行きましたが、ゲームとかって意外と時間がかかって、結局ゆっくり話せなかったりするんですよ。
なのでElanは、ゲームなどの時間をあえて設けず、思う存分自由に交流してえるようにしています。
イ:素敵なこだわりですね。他にElanのパーティーの特徴はありますか?
秋山:そうですね、「値段の安さ」と「どんな言語で話してもいいこと」でしょうか。
参加費は1000円で、ソフトドリンクと軽食が込みなので安いですよ!
また、話す言語を決めてしまうのは、差別や区別になると思っているので自由です。
それに、外国人の立場になって考えた時、果たして彼らは全員が英語で話すことを日本人に求めてくるのでしょうか?だって、日本に来ているから日本語で話したいと思っている可能性だってありますよね。
英語を話せる人や話せない人がいる、それが文化の違いだし、自由にコミュニケーションをとって欲しいと思っています。

イ:では、語学力がなくても大丈夫ってことですか?
秋山:そうですね。
「英語が話せなくても大丈夫ですか?」というメッセージは本当によくもらいます!笑
さっきも言ったように、相手が日本語を話したかったり・話せる場合には日本語で話せばいいと思いますし、そうじゃない場合も、単語とジェスチャーで何とかなるんですよね。
実際、参加者には英語がほとんど話せない人や1人で参加している人も非常に多いので安心して欲しいですね!
国際交流や語学に興味がない人にも来てほしい
イ:どんな人にパーティーに来てもらいたいですか?
秋山:今の自分に満足できていない人ですね。
国際交流に関心があってもなくても来てほしいです。
自分がいつもいる世界とは異なる場所に足を踏み入れることで、今まで気づかなかった自分の新たな興味や適性が見えてくると思うんですよ。
なので、色んな人が来てくれるようなパーティーになってくれると嬉しいです。

イ:最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
秋山:はい。僕も今では英語やその他の言語を話せるようになりましたが、授業や文法で学んだのではなく、外国人とチャットや直接話すことで学びました。
ですので、国際交流パーティーは良い実践の場所ではないかと思っています。
何事も実践が大切なので、語学を勉強したい人は、特にパーティーに来てほしいです!
ありがとうございました。